佐久署は9日、3月に北佐久郡御代田町のコンビニエンスストアで現金が奪われた事件で、同郡軽井沢町長倉の会社員市川拓也容疑者(21)を強盗と銃刀法違反の疑いで再逮捕した。同容疑者は、4月9日夜に佐久市上平尾の「セブン−イレブン佐久平尾店」で店員に果物ナイフを突き付け、現金約6万8千円を奪った疑いで逮捕され、強盗と銃刀法違反の罪で起訴されている。
再逮捕容疑は、3月31日午前3時ごろ、御代田町馬瀬口の「セーブオン御代田馬瀬口店」でレジの男性店員(35)に果物ナイフを突き付け、現金1万9千円を奪った疑い。同署によると、容疑を認めている。同署は、店から離れた場所に止めた車で逃走したとみている。
捜査関係者によると、市川容疑者は4月の事件について、パチンコなどに使う金が目的だったと供述している。